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HAPPY BIRTHDAYの変更点

「HAPPY BIRTHDAY」とは、TBA制作、2002年前期M会出展(最優秀賞受賞)のラジオドラマである。
稀代のホラー作品で、[[12|12(入部年度)]]が生んだ名PDの2名がタッグを組み、技術的にも様々なスタッフが協力して惜しみなく力を注いだ傑作{{fn ただしキャストは当時未経験者ばかりだった14である}}。

映画「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」のオマージュとして作られたが、音声ならではのホラー要素も多数詰め込まれている。

ていうか、普通に怖い。
誕生日が近い人は聴かない方が良いかも。

!!!エピソード
*'''[[誕生日|HAPPY BIRTHDAY]]'''に川内部室のスタジオに閉じ込められ、延々と絶叫の練習をさせられた{{fn 「違うの○ルシー、もっと震えて! 音域を上下させて!」}}
*内○の声はエロイ、という定評は既にこのドラマから始まっていた
*音痴なのはアドリブ
*ラストの演出は、編集がM会の規定時間に届かなかったために作られたが、結果として多くのリスナーのトラウマとなった

!!!技術・効果
!「ビデオカメラで録画された映像」っぽい音
*ドラマの9割が、「廃屋に残されたビデオテープの映像」という設定である。リアリティーを出すため、「ビデオテープの映像」部分について、次に示す作業を行った。
 通常通りに編集
 ⇒編集後の作品をスタジオブース内のスピーカーへ送る
 ⇒スピーカーから発される音をビデオカメラ経由で[[ミキサー卓|ミキサー(音響機器)]]へ送り録音
 ⇒スピーカーから発される音をビデオカメラ経由でミキサー卓へ送り録音
*スタジオ内に設置されたビデオカメラが待機状態だと5分で自動電源OFFになってしまうことから{{fn 最低15分は回しっぱなしにしないといけなかったため}}、脚本家がスタジオ内でビデオカメラを持ち、5分以内に1回の割合でズームボタンを押していた。
**自動OFF機能に気づくまで、「収録途中で音声が突然切れる」という怪奇現象にスタッフは騒然となっていた……。
*せっかくなので、撮影者が歩いているシーンでは実際にビデオカメラを持った脚本家がスタジオブース内を動き、衣擦れの音を入れたりもした。
*ビデオカメラは、[[12|12(入部年度)]]○田氏の私物を借用

!化け物が襲ってくる音の正体
*得体の知れない化け物が扉を叩く効果音録りに苦労を極めた{{fn 実際に存在する音じゃないし・・・}}。
*スタッフがスタジオブース内の椅子から飛び降りたり転げ落ちたり、壁に体当たりしたり・・・と体を張って色々な効果音が録られた{{fn ベニア板を夜中の片平部室前でひたすら叩いたりとか・・・}}。
*結局、いくつかの音をミックスし、さらに意図的に音が割れた状態でサンプラーに取り込むことで独自の音を再現。
*サンプラーは、[[11|11(入部年度)]]○田氏{{fn ビデオカメラの人物とは別人}}の私物(Radio307の所有物という説も)を借用。

!全編[[ホワイトノイズ|ノイズ]]
*効果音(上記参照)をサンプラーに取り込む際、敢えて音が割れるようにしたため、ホワイトノイズまで大音量に・・・。そのため、全編編集終了後、[[ホワイトノイズ|ノイズ]]が少ない部分に意図的に[[ホワイトノイズ|ノイズ]]をのせる作業を行った。
*「全編ザァ〜ザァ〜言ってりゃ[[ホワイト|ノイズ]]だってバレないだろう」という[[ミキサー|ミキサー(役職)]]の楽観的な考えによる{{fn でも、モニター会やM会で「ホワイト大きいです!」って書かれるんじゃないかと内心ヒヤヒヤしていたが}}。
*[[ホワイトノイズ|ノイズ]]は深夜の東北大学の公物{{fn 別名:片平部室}}(天然もの)を借用。

!!!関連項目
*TBA制作ラジオドラマの一覧
*演出