在仙4大学放送部ラジオドラマ交流会とは、仙台にある4大学の放送部が年2回共同で開催する交流会である。 通称'''M会'''または'''対外交流会'''と呼ばれ{{fn M会は「モニター会」の略称か}}、6月開催のものを'''前期M会'''、12月開催のものを'''後期M会'''と呼ぶ。 各大学の渉外が中心となって企画・開催する。1980年ごろに発足したらしい。{{fn 当時の状況OB・OGしか把握しておらず、現役部員の間では、歴史は既に忘れられつつある}} !!!概要 *場所: 東北大学片平さくらホール・会議室 // 仙台市戦災復興記念館・5階 または *時期: 6月第一日曜日(前期M会)、および12月中旬(後期M会) *主催: **東北学院大学放送会(GBC) **東北工業大学報道部会(KRB) **宮城学院女子大学放送部(MBC) **東北大学学友会放送研究部(TBA) 場所、時期は、回によって異なる場合もある。 !!歴史 1979年〜1980年ごろにかけて、当時の4大学の放送部が交流のための発足準備会を立ち上げ、その後参加を見合わせたGBCを除く3大学で第一回対外交流会が開催された。各部のラジオドラマを持ち寄って発表するという交流会の内容は、第一回から変わらず続いている。当時は年一回、五橋駅付近の「ショーケー本館ビル」で行われ、ドラマの順位付けや表彰はまだ行われていなかった。 その後、GBCの参加やルールの改定、開催回数の増加などを経て、現在まで続いている。 2004年ごろからは従来の選考形式を改革しようという動きが渉外内部を中心におこり、明確な順位付けやキャスト単位の賞の創設などの取り組みが行われた。 2008年後期M会には、会場の抽選に漏れたため初めて東北大学の片平さくらホールが使用された。その後、参加者数の増加により度々さくらホールを使うようになった。 2009年後期M会において、開催直前に会場が確保できていないことが発覚し開催が2010年2月にずれ込むという事態となった。 2011年後期M会ではかなり早い段階でさくらホールが抑えられてしまい、東北工業大学八木山キャンパスでの開催となった。 !!!会の様子 !!流れ *起:ラジオドラマを聴く。 *承:眠たくなる。 *転:感動する。 *結:[[とらの尾]]{{fn 旧 とらのあな}}で打ち上げ。 !!賞 優秀な作品・スタッフは渉外委員長の==祝杯==表彰を受ける。 TBA作品の受賞歴はTBA制作ラジオドラマの一覧を参照のこと。 !最優秀賞 総合的に最も優れた作品に贈られる賞。第3位までが表彰される。 2014年開催会までは独立した「総合」という得点項目が存在したが、2015年前期に廃止され、脚本・技術・演出・演技{{fn キャストの項目が変更}}の4項目の合計得点で決定されるようになった。これにより2015年度前期M会では、'''脚本・演出・技術賞の三冠を達成しながら最優秀ではない'''{{fn 最多勝・最優秀防御率・最多奪三振なのに沢村賞じゃないみたいな}}という事態が発生した。また、評価用紙の作品の「良い点」「改善点」を書く欄が各項目ごとに好きに意見を書くよう改められた。 !脚本賞 最も感動を与えた脚本とその作者に贈られる賞。 !技術賞 技巧を凝らした作品とそのミキサーに贈られる賞。 !演出賞 聴取者を唸らせる演出・演技指導をした作品と演出者に贈られる賞。 !演技賞 卓越した演技を行った作品とそのPDに贈られる賞。 !主演賞・助演賞{{fn 2014年前期まではMVC・MIC}} 優れた演技力のキャストに与えられる賞。 主役級/助演の区分は制作陣が意図用紙にて示したものに従う。 *主演賞…主役級キャストが対象。 *助演賞…主役級以外のキャストが対象。 //{{fn かつてはMVI(Most Valuable Impact)と呼ばれていたが、それでは意味が通じないということでMICに名称が変更された}}変更前の変更前ということで、非表示としました。 //!話題賞 点数では推し量れない魅力を持った作品とそのPDに贈られる賞。 !意図用紙賞 美麗な意図用紙とその作者に贈られる賞。 !!参加団体の傾向 //あくまでネタの範囲で。ダメかな。 !東北学院大学放送会(GBC) スタッフごとに所属が分かれていることもあり、特にキャストの能力は群を抜いている。かつては、「人がよく死ぬドラマ」といえばTBAの代名詞だったのだが、最近はGBCにお株を奪われつつあり、登場人物がよく不慮の死を遂げる。毎度、大学がカトリック系なので日曜日に部室が使えないというハンデを乗り越えて作品を提出している。 !東北工業大学報道部会(KRB) 大学の性質上、年によっては女性部員がいないことがある。もちろん、通常女性部員や客演が女性役を演じるのだが、コメディの場合は全て男性部員がキャストを務め、凄まじい作品が完成することもある。そのハンデを乗り越えた結果、演出力が評価される作品も多数ある。過去にはラブコメや正統派作品が多く、脚本賞に強みを発揮した。現在は小ネタをふんだんに散らしたギャグ作品を押し出している。 !宮城学院女子大学放送部(MBC) ハイテンションなドラマ、あるいはホラー系を得意とする。女子大なので男性キャストを客演に頼ることが多いが、美男子役はMBCの女性が担当し、オカマキャラなど不条理な役どころを客演に強要するケースがまま見受けられる。キャストのノリ、脚本、演出、どれをとっても独特な魅力を持っているが、機材に恵まれず技術で損をすることも。 !東北大学学友会放送研究部(TBA) *以前 演出過多(派手な爆発があったり)、モノローグが少ないなどの特徴がある。技術賞の常連だけあって安定感は高いが、出展作品が2本ともシリアスだったり2本ともギャグだったり、毎回脚本のバランスが悪いことが多い。 *2011年頃からの傾向 悩みを抱えたクリエイター(文筆家など)がそれを乗り越える話が非常に多い。 !!!謝辞 '''この項目の加筆に当たって、対外交流会発足当初のMBC部長だったOGの方から情報提供をいただきました'''。 本当にありがとうございます! ""この項目に関する過去の参加者の皆様の情報提供を引き続き募集しております。 ""交流会の歴史や形態の変遷についてご存知の方がおりましたら、[ご連絡ください|http://www.tba.org.tohoku.ac.jp/info.html]。 !!!関連項目 *[[TBA制作ラジオドラマの一覧]] *シナ検 *モニター会 *眠眠打破 *カントリーマアム *NHK全国大学放送コンテスト