[[YAMAHA GF16/12]]はかつてTBAが使用していたアナログ[[ミキサー|ミキサー(音響機器)]]である。1999年生まれ。主に片平部室在住であった。 老朽化により、各チャンネルごとのゲインバランスの悪化、AUX端子の故障、フェーダー操作時のノイズ発生、など様々な症状が発生したことから、2010(平成22)年8月に現役を引退。[[MG206C-USB]]が後継ミキサーとなった。 !!!概要 YAMAHAが1999年に販売したアナログ[[ミキサー|ミキサー(音響機器)]]。コンパクトな設計で小規模なスタジオ・PA環境の構築に使用される。 {{image GF16_01.jpg,,alt:YAMAHA GF16/12,,thumbnail:GF16_01s.jpg}} 小規模ミキサーでは珍しくAUX SENDがつまみではなくフェーダーであり、エフェクターへの送り量を細かくいじれるため、TBAでの制作環境とは非常に相性が良い。 !!!備考 *[[YAMAHA GF16/12]]はTBAの長年の使用によってフェーダーが接触不良を起こす場合がある。接点復活剤によって修理した事例もあるが、メーカー修理が受けられなくなる恐れもある。使用は自己責任で。 *[[YAMAHA GF16/12]]はフェーダーを完全に下げた状態でも、入力が完全にミュートされない。ドラマの編集時には気をつけよう。 *説明書は[YAMAHAのウェブサイト|http://www.yamaha.co.jp/manual/japan/index.php]からダウンロードできる。モデル名から検索のテキストボックスに『GF16/12』と入力し、検索すれば出る。 !!!機器仕様 !!入力 !メイン入力(16ch) ::モノラルインプット(1ch12系統)、ステレオインプット(2ch2系統) :::マイク及びデッキ類からの信号を入力する。 !補助入力(6ch) ::AUX RETURN(2ch2系統) :::エフェクターを通した信号を入力する。 ::TAPE IN(2ch1系統) :::TBAでの使用例は皆無。 !!出力 !メイン出力 ::GROUP OUT(1ch4系統) :::ミキサー前及び片平スタジオ内のスピーカーに信号を送る{{fn 正確にはそれらのスピーカーが接続されたアンプに対して信号を送る}}。 ::STEREO OUT(2ch1系統) :::DATデッキの入力に信号を送る。 ::MONO OUT(1ch1系統) :::録音デッキの入力に信号を送る。あまり使わない。 ::REC OUT(2ch1系統) :::MDデッキの入力に信号を送る。 !モニター出力 ::ヘッドフォン端子 :::ヘッドフォンを繋ぐ。 ::コントロールルームモニターOUT(2ch1系統) :::ヘッドフォンに送られる音やTAPE INに入力された信号を出力する。TBAでの使用例は皆無。 !補助出力 ::AUX SEND(1ch6系統) :::エフェクターに信号を送る際に使用。 !!!関連項目 *[[TBA機材の一覧]] *機材 *[[ミキサー|ミキサー(音響機器)]] *ミキサー(音響機器)に関する用語