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八戸

八戸(はちのへ)とは、青森県の南東部に位置する、県庁所在地につぐ青森県第二の都市である。
なおこの項目では、周辺部についても扱う。

概要

人口約24万人。大きな商圏を持っており、県東部のほか岩手県北部からも客足がある。
2002年には東北新幹線が八戸まで延伸し終着駅となっているが、経済効果はぱっと見た感じあまりあがっていないようである。

いわゆる「南部地方」に属し、文化的には青森県西部(津軽地方)より岩手県北部に近い。江戸時代までは別々の藩だったため長らく津軽地方とは仲が悪く、そのため八戸市の役所は「八戸市役所」ではなく、青森県庁に対抗して「八戸市庁」を名乗っている。

したがって南部人は、津軽弁をある程度理解(リスニング)することはできるが、使いこなすことはできない。
が、テレビで津軽弁に記号の字幕とかが出るとちょっとムカッとする。

特徴

 地理

周辺には十和田湖や奥入瀬渓流を擁する十和田市、航空自衛隊や米軍基地のある三沢市などがあり、玄関口として機能しているほか、周辺の郡部、岩手県北東部など広い範囲を含む経済圏を形成している。

○戸

「青森県と岩手県には一戸から九戸まで『○戸』という地名がたくさんある」という豆知識が全国的に有名なため、比較的読みにくい漢字ながら、西日本の人でも地名自体は結構知っているようだ。
なお四戸という地名は存在しない[6][7]

 交通

JR八戸駅は明治時代に開通した[8]が、当時は鉄道によって疫病が運ばれてくると敬遠され、中心街から離れた位置に建設された。その後、本来の市街地により近い、八戸駅から1駅分離れた本八戸駅も建設されているが、東北本線ではない。
八戸駅周辺にも新しい商店街が形成されていったが、現在ではいわゆるシャッター街となっており、ついでに言えば当時から八戸の中心部だった市街地もいまやシャッター街になっている。オワタ

地元の人々の交通手段は、もっぱら車で、大〜中規模のショッピングセンターや商業地が郊外に散らばっている。どこに行くにも車がないと不便な、典型的な地方都市である。

なお現在、JR八戸駅は東北新幹線の終着駅になっているが、数年後には青森市、いずれは函館、札幌と延伸しただの通過駅にされる予定である。

 漁業

八戸の水揚げ量は国内有数であり、社会の教科書ではおおよそ港町として紹介されている。
特にイカの水揚げ量は日本一なのだが、函館のイカ踊りにインパクト負けしている感は否めない。なお、イカ踊りの人気に対抗して某14?が帰省時に買ってきた「イカ墨饅頭」は、TBA史上もっとも不評なお土産のひとつとしていろんな人のトラウマになっている。

 観光

お祭りとしては、冬におこなわれる「えんぶり」や夏に行われる「八戸三社大祭」が有名。といっても、ねぶた祭りの影に隠れているため県外の人間はまず知らない。

あまりめぼしい観光地はなく、また上記で触れたように車がないと移動も容易ではない。地元の人間に聞くと、たいていオススメの場所は「八食センター」と答えるのだが、八食センターは本来は観光の最終日にお土産を買いに行くような所である。
他にないのか。いやない。

蕪嶋神社

蕪島はウミネコの繁殖地として有名な半島で、一応観光スポットとしても紹介されている。
なおウミネコの繁殖期である春に訪れると鳥の糞まみれになることができる[9]


 南部煎餅

南部煎餅とは、米ではなく小麦を使った煎餅のことである。「みみ」がついているのが特徴。南部地方全般のお土産として有名だが、八戸が発祥である[10]
スタンダードな種類としては、白煎餅、胡麻煎餅、ピーナッツ煎餅がある。

せんべい汁

白煎餅を具がタップリ入った味噌汁に入れて食す、八戸の郷土料理。最近は煮崩れしにくいせんべい汁専用の南部煎餅も売っている。
販促用のオリジナルソング「好きだDear!八戸せんべい汁」がごく一部で有名(公式サイト)。

 著名人

世界一美人な政治家で有名。

関連項目