AUX
この項目は現役の加筆を必要としています。
AUX(オックス)とは補助入出力である。一般にはエフェクター用として扱われる。
概要
AUXとは入力チャネルが不足しがちなミキサーの補助入出力として扱われる。主に普段から使用される訳ではないエフェクター用として用いられる。本項目ではTBAの使途に則って、ミキサー初心者がをエフェクターを利用する際の使用方法のみ説明する。
きちんとした説明は説明書を参考の事。
構成
AUXの構成は次の7段からなる。
- STEP1:ミキサーの各チャネルからエフェクトをかけるチャネルを選ぶ
- STEP2:ミキサーからエフェクターに信号を送る
- STEP3:エフェクターの入力レベル調整
- STEP4:エフェクトの選択
- STEP5:エフェクターの出力レベル調整
- STEP6:エフェクターからミキサー・録音デッキへの出力
- STEP7:録音状況のモニター
STEP0:ミキサーの全体像@片平スタジオ
STEP1:ミキサーの各チャネルからエフェクトをかけるチャネルを選ぶ
エフェクトをかけたいマイクorデッキのA-1を3時に設定する。使用するのはx番とy番。A-2はアップポジションにする。
STEP2:ミキサーからエフェクターに信号を送る
B-1は-0db合わせ。使用するのはx番とy番。B-2はアップポジション。
STEP3:エフェクターの入力レベル調整
適当に入力レベルを調整して、割れない程度に入力をする。良く分からなかったら12時位にしておけばOK。
STEP4:エフェクトの選択
適当にエフェクトを選ぶ。リバーブ辺りが適当。
STEP5:エフェクターの出力レベル調整
適当に出力レベルを調整して、割れない程度に出力をする。良く分からなかったら3時位にしておけばOK。
STEP6:エフェクターからミキサー・録音デッキへの出力
C-1は基本調整しない。C-2も基本上げないが、録音ブース内でエフェクターのかかり具合をモニターしたい場合のみ適当に上げる。
C-3は適当に左or右を上げる。すると録音デッキにエフェクターからの信号が送られる。
C-4はアップポジション。
STEP7:録音状況のモニター
録音するDATorMDデッキを録音待機状態にしてエフェクトのかかり具合をモニターする。エフェクトが強いと思ったらSTEP6のボリュームを変更し、種類が違うと思ったらSTEP4で調整する。
以上が片平スタジオにおける基本的なエフェクトのかけ方である。正直分かってもらえたか甚だ疑問である。最初は書いてある通りに実践して、慣れたら適当にいじってみよう。
上級者の館
- ピッチシフトやコンプレッサーをかける時は各チャネルのST SENDボタンをアップポジションにしておこう。さもないと通常の音声もエフェクトも両方同時に録音されてしまう。ピッチシフトの場合は面白い効果が得られるかもしれない。
- ポケットを録音する際にはコンプレッサーを挟んでおくと、技術関係の録り直しの回数が減らせる。