トップ 一覧 Farm 検索 ヘルプ RSS ログイン

パッチベイの変更点

パッチベイとは信号の入出力を円滑に行うために用意された入出力補助機構である。これにより[[ミキサー卓|ミキサー(音響機器)]]への入力チャネルの切り替えや[[ミキサー卓|ミキサー(音響機器)]]から録音機材への出力を簡単に切り替えることが出来る。

!!!概要
パッチベイとは複数の入力端子と複数の出力端子を備えた端子台である。背面に通常使用の入出力端子と前面にバイパス用の端子を備える。
入力のチャネル番号と出力のチャネル番号は対応しており、通常はチャネルnへの入力がチャネルnの出力に送られる。例えばパッチベイの入力チャネル1・2にMDデッキからの信号を入力し、出力チャネル1・2に[[ミキサー卓|ミキサー(音響機器)]]のチャネル4・5への出力という配線をした場合、MDデッキの音声は[[ミキサー卓|ミキサー(音響機器)]]のチャネル4・5に送られる。
しかしケーブルによって回路をバイパスする事により出力先を変更することが可能である。先の例で言えばパッチベイの出力チャネル3・4にDATデッキへの出力という配線がされている場合、チャネル1・2への入力をチャネル3・4の出力にバイパスする事により、MDデッキの信号をDATデッキに直接送ることが可能になる。
パッチベイにより配線変更の手間を簡略化し、また入出力の少ない録音システムでの入出力のフレキシブルな切替が可能になる。

!!!TBAにおける使途
片平スタジオにおいて主に録音時に出力先を切り替えるために用いられる。
片平スタジオにおいて主に録音時に出力先を切り替えるために用いられる。ミキサー未経験者はピンとこないかもしれないが、DATの上に取り付けられているアレである。

!!!関連項目
*機材
*TBA機材の一覧
*技術
*ケーブル