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DAWの変更点

DAWとはHDDレコーディングを中核とした、デジタルで音声の録音・編集を行えるシステム・環境のことである。

!!!概要
DAWとはDigital Audio Workstationの略称である。専用ハードウェアを用いる環境と、PCを中核とした環境に2分される。
プロ用市場で普及した後に、アマチュア市場でも普及が進んでいる。

!!!音響的仕様
*記録方式:環境依存
*サンプリングレート:環境依存 
*量子化ビット数:環境依存
*チャンネル:環境依存
*最大収録時間:環境依存
全て環境依存だが冗談ではない。DAWの音響的仕様はユーザが構築した環境により大きく異なる。しかし、CDやDATを超えるサンプリングレート96kHz、量子化ビット数32bit、9.1chマルチトラック環境を構築する事も比較的安価に可能で、理論上は既存の編集環境の中で最も高品質な編集が可能である{{fn ただしユーザに技術的な裏付けがないと実現できないが}}

!!!特徴
::HDDレコーディング
:::DAWは前述の通りHDDレコーディングを中核に置く。HDDレコーディングにより
*編集箇所の頭出しが迅速
*一部分のみの編集が可能
*失敗してもやり直しが可能
*バックアップが容易
等の恩恵が得られる。

::マルチトラック編集
:::DAW環境下では一般に複数の音声トラックを同時に録音・編集することが可能。例えばマイク1、マイク2、マイク3、BGM、[[SE|SE(略語)]]で全てトラックを分けて収録することも可能である。2トラック編集に比べ、後から音量のバランスを変えたい時などに効果を発揮する。
::エフェクト
:::老朽化したエフェクターしか持たないTBAにおいては豊富なエフェクターの活用もDAWの恩恵であった{{fn 現在は2台のエフェクターが稼働している}}。

!!!TBAにおける使途
[16|16(入部年度)]がマッキントッシュベースのDAW環境を導入し、主にドラマ編集に活用される{{fn ただし導入当初は練習録音構成では使用していなかった}}。それ以前にも個人的に導入していた部員も見受けられる。
2010年ころからTBAが制作するおよそ全ての作品がDAWベースで作業されるようになり、過去のMDやDATを用いた制作よりも遥かに効率的な環境となった。
具体的には、'''些細なミスでのやり直し頻度が激減'''したこと、'''取り込みや出力のスピードがアップ'''したことなどが挙げられるが、それがイコールで'''作品の質の向上'''に繋がるわけではないことを念頭に置いて、どんな環境下でも真摯な態度で制作に臨みたい。

!!!関連項目
*機材
*TBA機材の一覧
*soundtrack pro
*Audition
*MTR
*オープンリール
*カセットテープ
*CD
*MD
*DAT
*MO