トークバック
トークバックとは隔離されたスタジオ内へスタジオ外から指示等を行うために用意されたシステムである。ミキサー卓に内蔵されているケースや、独立したシステムとして用意されているケースがある。また、単純にミキサー卓につないだマイクをAUX SEND等の補助出力を使ってスタジオ内に送出することでもトークバックは構築可能である。
概要
トークバックとは外部の音響から隔絶されたスタジオブース内に、スタジオブース外から音声を送るために用意されたシステムである。スタジオ内は録音の品質を上げることを目的に外部の音響を遮断するように設計されている。結果、必要な指示すら肉声では届けることが困難となる。そこでスタジオ内に簡易に音声を届けるためにトークバックを用いる。
必要な時にだけ音声を送るために、トークバックにはフェーダーやスイッチがついていることが一般的である。
TBAにおける使途
片平スタジオにおいて収録時にスタジオ内外の意思疎通を行うために用いられる。また学祭においてもステージ上のDJと機材ブースの連絡に用いられる。
ちなみに、PDの声がでかいとトークバックが無効になっていても意思が伝わることはままある。防音室としてそれはどうなんだろうか。