ワールドエンド・オルタネイティブ
「ワールドエンド・オルタネイティブ」とは、同人ラジオドラマサークルWonder-Network制作、2010年のラジオドラマである。
14?卒業制作のラジオドラマ「ワールドエンド」のリメイクとなっている。大幅に時間が短くなっているのが特徴である。
概要
TBAのOBが主催する同人ラジオドラマサークルWonder-Networkの旗揚げ作品である。2010年3月14日公開。
14?卒業制作のラジオドラマ「ワールドエンド」のリメイクとなっており、制作には当時のメンバーも関わっている。
プロの声優・俳優・音響・Webデザイナーが制作には携わっており、代表者が一番無能という稀有な作品に仕上がっている。
プロローグ
俺の住む町は、海辺の、何の変哲もない町だ。
そこでは大切な人と、何も変わらない毎日が続いていくんだろうって思っていた。
彼が――クラウスがやって来るまでは。
「この店に、何の用ですか?」
「ふ……胡散臭いか。手紙をよく見ろ、俺は招待されたんだぜ?」
彼は鈴さんの、俺の大切な人の知り合いらしい。
鈴さんが失くした記憶の世界からやって来た、昔の知り合いだ。
「お前、その歌、どこで」
「え? この歌は――」
「鈴音が歌っていたのか!?」
鈴音。大切な人の名前にそっくりで、でも違う名前。
鈴音って、誰だ?
「マスター、どういうことだよ。鈴さんは!?鈴音って誰なんだよ!?」
「鈴音は、もういない」
「……は?」
「……鈴音は、死んだ。俺が、この手で殺した」
そして事件の幕が上がる。
世界を、巻き込んで。
「さようなら、マスター。世界が滅びていなかったら、また会おう」
Wonder-Networkが贈る、世界の終わりに響く愛の歌。
「約束したよね、世界を救うって」
エピソード
Wonder-Networkの旗揚げ作品は当初別の作品が予定されていたが、紆余曲折の末ワールドエンドのリメイク作品が選ばれた。
脚本は当初原作者が担当の予定だったが、代表との方向性の相違により仲違いし、途中降板している。
ワールドエンドのジンクスに従って、2回にわたり公開が延期されている。
収録時
TBAでの収録では余りない「抜き」[2]での収録となっている。また、役者が日本全国に散らばっているため宅録での収録になっている。
放送
Wonder-Network公式サイトにて無償公開中。
関連項目
外部リンク
- Wonder-Network(外部リンク)