橋本ヒロシ
『橋本ヒロシ』(はしもと−)は、かつてサンモール一番町野中神社向かいに存在した伝説のつけ麺屋。通称「橋ヒロ」「ピロシ」。多くの部員の心とカラダを支配したが迷走を続け2014年8月ごろ閉店した。
概要
片平部室から比較的近く、泰陽楼や日の出らーめんなど多くの飲食店が存在するサンモール一番町界隈。そこに福島県郡山から移転し2010年10月に開店したつけ麺馬鹿によるつけ麺専門店であるこの店は、石鍋で沸騰し続ける熱々スープと完成された味から瞬く間に部員人気を獲得し、特に22から24?の年代に中毒者を続出させた。またTwitter公式アカウントをフォローしていると様々なサービスが受けられる「ツイ割」も評判がよく、人気に拍車をかけた。
- 営業時間 / 定休日
- (昼)11:00〜15:30 (夜)17:00〜21:00 (土日祝は20:00)/ 無休
- 平均予算
- 650円〜1000円
- キャパシティ
- カウンターのみ20席
メニュー
今はもうどれ一つとして食べることはできない。
石焼きつけ麺
2012年ごろまでそれぞれ価格や具が違ったが、チャーシュー、極太メンマ、ノリに統一された。並(270g)650円、中(360g)・大(450g)750円、男前(1000g)1000円。いずれも濃厚な魚介・豚骨をベースとし、全粒粉を用いた風味豊かな麺によく合う。加熱された石鍋で供されるスープは最後まで冷めず、卓上の粗みじん切り生タマネギを入れると煮込まれて甘みが出るほどであり、アクセントの柚子の香りもうれしい。男前のみスープ交換が可能。
- 石焼きつけ麺
- もっともオーソドックスなメニュー。濃厚な魚介と豚骨がマッチしており大変美味。
- 辛味つけ麺
- 自家製ラー油の加わったスープは食欲を増進し、部員人気No.1の座を誇っていた。
- トマトつけ麺
- 「濃厚なトマトの旨味とチーズのコクが女性に人気」(メニューより)。イタリアンな感じのスープ。あまり女の子と行かなかったので人気かどうかは知らないぞ!
サイドメニュー
- 飯玉(ライスボール)200円
- 「ツイ割」によって無料で食べることができたメニュー。表面をカリカリに焼かれた球状ご飯は小さな石鍋に入って提供され、余ったスープと選べるトッピング(チャーシュー、チーズ、高菜)とを加えて混ぜることで極上のおじやに仕上がった。これを目当てにTwitterを始める部員もいた。
備考
営業形態の変更
全粒粉麺・熱々スープの完成度が非常に高く、並でもツイ割で飯玉を付けることで十分な満足感が得られたことから部員人気は留まるところを知らなかった。しかし客の回転が悪かったのか2012年4月より昼の部を博多系細麺のラーメンに変更。つけ麺ファンからは不評ではあったがラーメンの完成度も高くその後も人気であった。2013年5月に一時休店を発表。店舗には「6月2日、橋本ヒロシは生まれ変わります」との文言があり多くの部員が期待したが、当日そこにあったのはつけ麺をやめたつけ麺馬鹿、すなわちただの検閲により削除が経営するラーメン屋であった…。
つけ麺の復活と閉店
以来あまり利用されなかった同店だが、2014年4月1日につけ麺が再びメニューに復活。元ファンの部員が期待を胸に店に行ったが、普通の小麦麺に魚介豚骨の面影もない、はじめからぬるいスープという変わり果てた物が提供され、絶望のどん底に叩き落とされた。復活当日に訪れた部員の再三の注意にも関わらずに来店した部員の多くが後悔することになり、そのおいしくなくなくなさと精神的ショックからか嘔吐してしまう者まで出た。半年と待たない9月17日に同系列のラーメン屋『二代目くさび-鶏の章-』に変わったが、あまりに利用機会が減っていたために部員の誰も正確な閉店日を知らなかった。
橋ヒロファンのその後
多くのファンは他に美味いつけ麺屋を求めたが、未だに仙台の地で見つけることは出来ていない。ある23は今後の人生を「つけ麺を食べてこれじゃない感を味わい続ける地獄」と評した。
閉店の真相とは
一説によると麺の仕入れ先との関係が何らかの理由により消失し、これまでの味を出せなくなったためにつけ麺をやめたらしい。だからといって復活とか頭に付けて似ても似つかないつけ麺を出すことが許容されるわけではない。