COLORS
| この項目ではTBA製作のスーパー戦隊シリーズについて記述しています。TBCラジオの平日ワイド番組についてはこちらをごらん下さい。 |
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「COLORS」とは2007(平成20)年にTBA系列0局で放映されたスーパー戦隊シリーズの作品である。
通例戦隊モノでは女性が担当する「ピンク」を男性が担当するという意外性、「神曲」とまで謳われたエンディングテーマなどで話題を呼んだ。
好評を受けて3部作化が水面下で進行している。
あらすじ
『特務機動戦隊』。この世界を脅かす特殊犯罪に対応するために組織された五人のスペシャリスト達。カラーをつかさどるコードネームで呼び合う彼らはこう呼ばれている。―COLORS。
前レッドの死から幾月―。
COLORSはメンバーを一新し、新たなリーダー・レッドとして前代ピンクが就任した。
空いたピンクの補充要員として、坂井秀平が就任したが、襲名カラーはピンクと言われ、不満タラタラ。
またレッドも、リーダーを示す「赤」というカラーに重圧を感じていた。
そんな中再び敵が動き出す。それは悪の組織「宝石箱」の幹部であり彼らの因縁の相手、ガーネットだった・・・。
登場人物
COLORS
- レッド
- COLORSのリーダー。3代目ピンクであった彼女だが、4代目レッドとしてリーダーに就任する。リーダーとしての責任感が強い反面、憧れだった3代目レッドの色を引き継ぐことに大きな重圧を感じ、一人で突っ走る無茶な行動を取ることも。周りのメンバーに助けられながら、自分なりの「色」を模索していく。
- ピンク/坂井秀平
- 4代目のピンクで期待のルーキー。はじめ、男でピンクということに強い反発を覚えるが、同じく「色」で悩むレッドとの邂逅が、彼を大きく成長させていく。
- ブルー
- 2代目ブルー。COLORS黄金期最後の男。3代目レッドとは親しかった。スナイパーとしての能力で右に出るものは無い。長距離支援を主とする彼だが、ガーネットによって窮地に追いやられたリーダーを救うべく近接戦闘を仕掛け、返り討ちに遭う。しかしチームへ尽くすべく、怪我を押して出撃するという、熱い一面を見せた。チームのいぶし銀的存在であるが、ベテランになってからではなく、入隊した時からずっとらしい。
- グリーン
- 2代目グリーン。オペレーター。天才的な能力が認められ、若干１６歳で隊員に選ばれた。そのため年齢はピンクの次に若いが、隊員としての経歴はブルーの次に長い。イエローと仲が良い。
- 3代目レッド
- COLORS黄金期を支えたかつてのリーダー。以前は2代目イエローを務めていた。統率力・戦闘力ともに群を抜き、まさに黄金期を象徴する存在であった。第1次プラント戦線では、命と引き換えにプラントを破壊し、敵の野望を阻止した。
- 藤原長官
- 特務機動戦隊の創設者であり、黎明期から長官を務めている。ケロっとした雰囲気で風格というものはない。長官といっても指揮やオペレートはレッドやグリーンに任せている。しかし仕事をしていないわけではなく、バックにある国家と連携しつつも、特務機動戦隊という大きな戦力を独立させるよう盾となっている。
宝石箱
- ガーネット
- 「宝石箱」の女幹部。3代目レッドは彼女に倒された。COLORSにとっては因縁の相手。組織ではプラント製造を任されていた。第2次プラント戦線で、ピンクのファイナルソードの前に屈した。
- トパーズ
- ガーネットのしもべ。Q&A参照。
COLORSの世界観・設定
組織
- 特務機動戦隊
- 世界を脅かす特殊犯罪に対応するために組織された少数精鋭部隊。警察、自衛隊などから選りすぐりのエリート達が集められてくる。カラーを司るコードネームで呼び合うために、「COLORS」という通称でも呼ばれる。
- COLORSの「色」
レッド、ブルー、グリーン、イエロー、ピンクの５つがある。
基本、引退や殉職により空いたカラーを新メンバーがつける。
但しレッドのみは例外で、レッドは常にリーダーがつけるカラーとなっており、レッドが欠員になった際は、残りの４人の中から１人がレッドを襲名し、その人が付けていたカラーを新メンバーが付ける。
因みに、カラーで呼び合うのは、戦隊ヒーロー好きである藤原長官のアイディア。
- 宝石箱
- 本作品を語る上で欠かせない組織。正式名称は不明。宝石箱とは、ガーネットなどの幹部の名前が宝石であることから付けられた通称。第1次A3戦役により初めて世界に名を轟かせ、それ以降COLORSと対峙することになる。ガーネットなどの幹部クラスと、「プラント」によって産み出された戦闘員(モンスター)がいる。そして、その頂点に立つ男がいるが、どのような男かは謎に包まれている。この組織の活動理念は、頂点に立つ男の思想からきている。もちろん、その思想に賛同してついてきた幹部もいるが、その男自身に魅かれた者や、ただ、戦うことを欲した者もいる。また、スーツや兵器など、工学で力を得ているCOLORSと違い、宝石箱は化学・生物学的なところから力を得ている(戦闘員を作り出したり、スーツや武器を使わずにガーネットなどの幹部を人間を超えた力を手に入れさせている)。
COLORSの歴史
- 黎明期
- レッド・イエロー・ピンクが近接戦闘員、ブルーが狙撃手、グリーンがオペレーターというのは、この頃から確立されていた。因みに最初のメンバーはピンクも含め全員男である。
- 黄金期
- 第1次A3戦役でCOLORSは苦しい戦いを強いられ、それにより当時のイエローとブルーが戦死するという悲劇があった。しかし、その後継として加入したイエロー(後の３代目レッド)とブルーの活躍により、第2次A3戦役で勝利を収め、COLORSは黄金期を迎える。
- 黄金期の終焉
- 終焉がいつであるかについては諸説ある。第2次A3戦役のメンバー(2代目レッド・2代目ブルー・初代グリーン・2代目イエロー・2代目ピンク)が最強メンバーと言われているため、初代グリーンが引退した時ではないかとも言われているが、一般的には、黄金期の象徴でもあった3代目レッドが第1次プラント戦線で戦死した時とされている。
- 現在
- 黄金期に比べ小粒と危惧されている(特に近接戦闘員)。よって3代目レッドの後継として、3代目ピンクを探す際には慎重を期し、時間をかけ選考した。よって、現ピンクに対する期待は大きい。
COLORSの武器
- ソードブラスター
- 近接戦闘員の通常兵器。ソードモードとブラスターモードとして使用できる。
- ファイナルソード
- ソードブラスター(ソードモード)のリミットを一時解除したモード。または技名。短時間の後、ソードブラスターが使用不能に陥るため、諸刃の剣である。よって文字通り“最後”に使う必殺技である。
- プルトンバズーカ
- 近接戦闘員の兵器。威力が強いが、その反面、爆破範囲も大きいため戦闘中距離をとる必要があり、一般人の多い繁華街などでは使えない。
- メガライフル
- スナイパー専用の兵器。スナイパーの能力にもよるが、かなり遠くからでも高精度で狙撃することができる。だが、ソードブラスター(ブラスターモード)などに比べ、リロードに時間がかかるため、近接戦闘には向いていない。
- チャージショット
- メガライフルのリミットを一時解除したモード。または技名。一点集中の威力としてはプルトンバズーカをも凌ぐ。
- ブルドック
- 作戦時に使用する装甲車。現地への隊員の移動、グリーンのオペレーション、作戦開始前のブリーフィングなどに使用される。第2次プラント戦線では、負傷していながらも狙撃位置に向かおうとしたブルーの足ともなった。
主題歌
オープニングテーマ
「DAYBREAK'S BELL」/L'Arc〜en〜Ciel(キューンレコード)
エンディングテーマ
「The everlasting」/JAM Project(ランティス)
監督による「COLORS」Q&A
Q:作中で、戦闘中ブルーが殺されかけたシーンで、鈴が鳴って、ガーネットが去って行ったんですが、あの鈴は何ですか？
A:鈴の説明の前に補足説明があるんだけど、まず、第１次プラン戦線でプラント完成に失敗したガーネット達は、エリアＢで何度も暴れてたんだ。で、レッドやグリーンは「エリアＢに何か破壊対象があるのだろうか。」と調査してたんだけど、実はそれは、エリアＥ５で隠れて製造しているプラントに気づかせないための作戦だったんだ。それで、エリアＢ１での戦闘中に鈴が鳴ったのは、プラントの完成間近をガーネットに知らせる合図で、それにより最終調整のため、ガーネットは戦闘から離れたんだ。
Q:ガーネットのしもべに名前はあるんですか？
A:トパーズって言うんだ。見た目としては小さくって、ガーネットの周りをプカプカ飛んでそうな感じだね。
Q:ガーネットとトパーズの石言葉って何ですか？
A:ガーネットが「愛、活力、色気」色気あたりはピッタリだね！！トパーズは「調和、ひらめき」だよ。
Q:プラントが完成するとどれぐらい大変なんですか？
A:プラントが完成すると、戦闘員(モンスター)が何千と産み出される。そうなると、第1次A3戦役の時のような苦戦は必至。そのため、COLORSとしてはプラントは完成させたくないんだ。また、「宝石箱」の方もしては、長年の戦いで減ってしまった兵力を増やしたいために、プラントは何としても完成させたいんだね。
Q:あの神エンディングは何と言う曲なんですか？
A:JAM Projectで「The everlasting」っていうんだ。アニソン界の大御所JAMがCOLORSのために書き下ろしてくれた曲(ウソ)だよ。
Q:次回作はありますか？
A:実は3部作だったりして・・・
関連項目
TBAの戦隊シリーズ
- 給食戦隊ハイゼンジャー
- 近視戦隊メガネンジャー
- 白米戦隊スイハンジャー
前後番組
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