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ノイズの変更点

ノイズとは録ろうとしていないのに録れてしまう、厄介な存在である。
ノイズとは録ろうとしていないのに録れてしまう上に、取ろうとしているのに取れない厄介な存在である。

!!!ノイズの種類
::ホワイトノイズ
:::ザー。赤ちゃんは聞かせると泣き止むらしい{{fn 子宮の中の音に近いらしい}}。全周波数帯に渡って同じ強度で展開されている。同じようにすべての周波数を含んだ光が白色であることから、このような名前がついた。
::ヒスノイズ
:::サー。高周波数帯に広がるホワイトノイズのような感じ。主にカセットテープを再生するときに発生するらしい。
::ピンクノイズ
:::1/fのゆらぎっていうとかっこいい。[Wikipediaの説明|http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%8E%E3%82%A4%E3%82%BA]を読んでもよくわからない。
::ハムノイズ
:::ブーン。主に直流成分によるノイズで、電源周りの問題のことが多い。

!!録音上のノイズ
::リップノイズ
:::唇や舌が離れるときに鳴る音。口ペチャ、あるいは単にペチャとも言う。周波数分析すると縦(周波数方向)に細長く浮き出る。慣れると除去しやすい{{fn だからと言ってペチャって良いわけではないぞ!}}
::歯擦音
:::語頭や語尾のサ行について回る、「ッスー」という音。読んで字のごとく、吐息が歯に触れて鳴る音。
::ペーパーノイズ
:::持っている台本やカンペから出る音。
::ポップノイズ
:::発声時の呼気がマイクに当たってしまう(吹く、という)ときの音。
:::発声時の呼気がマイクに当たってしまう(''吹く'')ときの音。
::バズノイズ
:::蛍光灯や電気機器などが発するノイズを音として拾ってしまうこと。
::ハウリング
:::音がループして増幅することで起きる音。スピーカーの音をマイクが拾い、それをスピーカーが増幅し…といったパターンや、録音をモニターしているチャンネルが何故か録音チャンネルに再度入っている!!といったパターンがある。前者はスピーカーとマイクの間に遮蔽物のない屋外{{fn 公開DJの会場は建物の反響などで顕著}}などで起こりやすい。後者を起こしたミキサーがいたら詰り倒そう。もちろん、ブースのドアを開けたまま番組収録をするなど論外だぞ。
::電波障害
:::無線が混信してくること。

!!!対処法
!!ホワイトノイズなど
*音を大きくする
*対象をマイクに向ける・近づける
*電磁波源をなくす
*線を高いのに変えてみる
*線にアルミホイルを巻いてみる{{fn 理系の実験室だとこれをやることもしばしば}}
*ケーブルを高いのに変えてみる
*ケーブルにアルミホイルを巻いてみる{{fn 理系の実験室だとこれをやることもしばしば}}
*録音時に無音(ノイズだけが収録されている時間)を作り、DAWでそのノイズを元に除去する
*屋外におけるハウリングは、周波数分析をして突出している周波数帯をEQで削ってやるとマシになったり。

!!録音上のノイズなど
*対象をマイクから遠ざける、向きを変える
*姿勢や口内環境、マイク位置を改善する
*スタジオ内のトラップ{{fn 床の音が鳴る位置のこと}}を把握する
*ハウリングを起こした[[ミキサー|ミキサー(役職)]]を散々バカにする。{{fn うっわだっせ。ハウリング起こしてやんの。ばーかばーか}}

!!!関連用語
*無○部