仙台市地下鉄
仙台市地下鉄(せんだいしちかてつ)は、仙台市内を結ぶ地下鉄道。
南北線と東西線の2路線からなる。
概要
南北線
北端は泉区の泉中央駅、南端は太白区の富沢駅で全17駅。片道の所要時間はおよそ28分。
北仙台駅、仙台駅、長町駅の3駅で、JR線との乗換えが可能となっている。
なお南北線の路線の両端、計3分の1ぐらいは地上に出ている。
東西線
東端は若林区の荒井駅、西端は太白区の八木山動物公園駅で全13駅。片道の所要時間はおよそ26分。
仙台駅でJR線・地下鉄南北線との乗換えが可能となっている。
長らく工事中であったが、2015年12月6日に開通した。
運賃
日本一高いと揶揄される。
初乗りは210円で、南北線を始発駅から終着駅まで乗ると(14.8km)370円。東西線も380円。バスとの相互乗り換えによる割引などが実施されていた(40円)。
また東西線開通に合わせて、仙台駅を中心に南北線北四番丁駅-河原町駅間と東西線国政センター駅-薬師堂駅間のエリアはどの駅で乗り降りしても一律200円という料金制度が導入される。(現在は料金変更済み)
それに加え、東西線の交通結節駅の周辺およそ1.5km圏内では、同一エリアに限り市営バスの運賃が一律100円になる料金案が進んでいる。
しかし原則として初乗りは200円である[2]。川内-青葉山間も200円である。
プリペイドカード
現在は、ICカードicscaと磁気カードのスキップカードとジョイカードが使用可能である。
- ICカード icsca
- 非接触型ICカードであり、カードにチャージし自動改札機にタッチすることで地下鉄、市営バス、宮城交通のバスに乗車することが出来る。磁気カードと異なり、運賃を支払った時や乗り継いだ時にポイントが付与されるサービスがある。現在の所、他のICカードとの相互運用は行っていないが、2016年春からSuica等の利用が可能となる予定。なお、学生が購入できるフリーパス学都仙台フリーパスについてもicscaで発行される。
- 磁気カード
- 市営・宮城交通のバスと共通で使えるスキップカードとジョイカード(スキップジョイカード)が販売されていた。スキップカードは乗り換え割引が適用されるがプレミアムはなく、ジョイカードは額面の10%分のプレミアムがついていた(3,000円のジョイカードは3,300円分使えた)。磁気カードからICカードへの移行が進んでおり、2015年12月東西線、宮城交通でのicsca使用開始に伴って磁気カードは発売停止となった。2016年10月末をもって使用出来なくなる。
駅
南北線
- 泉中央駅
- 北端。バスターミナルが整備され、泉区の中心エリアとなっている。
- 駅ビルの3階にFMいずみのスタジオがある。
- 八乙女駅
- 開業当初は終点だった。
- 黒松駅
- 旭ヶ丘駅
- 台原森林公園、仙台市科学館の最寄り駅。これより南部が地下区間となる。
- 台原駅
- 北仙台駅
- 北四番丁駅
- 東北大学雨宮キャンパス・星陵キャンパスに近い。
- 勾当台公園駅
- 仙台市役所、青葉区役所、宮城県庁の最寄り駅。
- 広瀬通駅
- 繁華街にもっとも近い
- 仙台駅
- JRあおば通駅・JR仙台駅への乗換えが可能。結構迷いやすい。
- 五橋駅
- 片平キャンパスにもっとも近い
- 愛宕橋駅
- 河原町駅
- 長町一丁目駅
- 長町駅
- JR長町駅への乗換えが可能(駅は繋がっていない)
- 長町南駅
- ザ・モール仙台長町、太白区役所と直結している
- スープカリィヴァサラロードへ起こしの際はこちらからどうぞ(ぉ
- 富沢駅
- 南端。仙台市体育館にもっとも近いので、東北大生なら何度かお世話になる。
東西線
- 八木山動物公園駅
- 青葉山駅
- 川内駅
- 川内キャンパスの郵便局側。講義棟へのアクセスが容易。
- 国際センター駅
- 大町西公園駅
- 青葉通一番町駅
- 仙台駅
- 宮城野通駅
- ヨドバシカメラ最寄り駅。
- 連坊駅
- 仙台一高の目の前。
- 薬師堂駅
- 卸町駅
- 六丁の目駅
- 荒井駅
備考
- 東西線開通に伴い通学可能域が大きく変化するため、仙台市内の不動産業者はてんてこまいである。2016年度入学の学生は仙台駅以東でも不都合なく通学できる可能性を検討してほしい、とは言いつつも、沿線地域は東北大生が部屋を探すころにはあまり残っていない。
- 開業日にあわせて東北大学動く会のメンバーが全駅一番乗りを達成した。該当項目にて詳述。