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MDの変更点

MDとは録音メディアの規格及び録音媒体、録音・再生用のデッキのことを指す。

!!!概要
MDとはMiniDiscの略称である。非接触型の光学メディアであり、DATやカセットテープに比べ耐久性に優れる。またTOCに基づいたランダムアクセスが可能である。90年代後半に民生用として広く普及した録音メディアの一つである。
現在ではDAP(Digital Audio Player)の普及に伴って利用者は激減し、再生機やディスクそのものの販売規模も大きく縮小されている。

!!!他メディアとの比較
前述の通り、耐久性とランダムアクセス性に優れる。一方音質面では44.1KHz・16bitという仕様であること、ATRACと呼ばれる圧縮技術を採用していることもありDATやDAWに比べ劣る傾向にある{{fn ビットレートは292kbps。軽いmp3よりは音質はいいのだが}}。
前述の通り、耐久性とランダムアクセス性に優れる。一方音質面では44.1KHz・16bitという仕様であること、ATRACと呼ばれる圧縮技術を採用していることもありDATやDAWに比べ劣る傾向にある{{fn ビットレートは292 kbps。軽いmp3よりは音質はいいのだが}}。

!!注意事項
SCMS(シリアル・コピー・マネジメント・システム)というDRM{{fn デジタル著作権管理}}が施され、複数世代に渡るデジタルコピーの実施は不可能である。故に曲落としMDから生MDへのデジタルダビングは正攻法では無理である{{fn SCMSを回避する機器も以前は販売されていたのでそれを使えば回避可能。ただし著作権法には抵触する}}。
本来は著作権を保護する趣旨があるのだが、例えオリジナルの音源であってもこの制限に悩まされることになるため、ドラマ編集の際には注意が必要である{{fn アナログコピーによって回避できるが、音質は劣化する}}。この制限はDATとのやり取りにも影響する。

!!!TBAにおける使途
BGM・SEの再生、[[SE|SE(略語)]]録り、ポケットの収録と再生、コミュニティFM局への納入メディア、ドラマの編集、学祭の曲落しなど広範に活用されていた。現在では一部のBGM再生{{fn 操作技術を継承するために半ば無理やり使途を作っている状況である}}を除き殆どの使途でCDやDAPに取って代わられている。
ラジオドラマや番組のMD編集が一般的であった頃から長らくM会での再生メディアの地位を不動のものとしていたが、2014年の後期M会【要出典】から提出形式がCDとなり、その役目を追われた。
ラジオドラマや番組のMD編集が一般的であった頃から長らくM会での再生メディアの地位を不動のものとしていたが、2014年の後期M会【要出典】から提出形式がCDとなり、その役目を追われた。ちなみに、2009年まで高校Nコンにおける音声番組部門の提出形式であったが、翌2010年よりCD-Rとなっている。

また川内部室には[[MD DATA]]という特殊なメディアを利用したMTRが眠っており、以前はドラマの編集などに活用されていた。

!!!関連項目
*機材
*TBA機材の一覧
*SONY MDS-JA30ES
*SONY MDS-JA22ES
*MTR
*オープンリール
*カセットテープ
*DAT
*DAW
*UMD
*MO(光磁気ディスクの一種だが、読み書きの機構や用途が異なるため一般にMOとは区別される)
*NO DISC