鬼仏表
鬼仏表(きぶつひょう)とは、大学の講義またはその担当教官自体に対し、単位の取得難易度を「鬼」「並」「仏」などの単位によってランク付けしたもののことである。
東北大学にも存在するが、もちろん大学公認のものではない。
東北大学の鬼仏表
動く会、その他有志の団体が作成している。一般教養の講義が中心である。
忘れてはいけないのは、鬼仏表はあくまで(不特定多数の場合もあるが)個人の主観によってランク付けがされていること、また、あくまで単位の取りやすさに主眼が置かれたものであるということである。
基準
基本的には仏ほど単位取得が楽(出欠を取らない、試験が簡単など)であり、鬼ほど単位取得が難しい。
ただし、鬼の基準は曖昧かつ主観的なものである。中には本当に教官の評価基準が曖昧または理不尽な講義もあるが、講義内容が重厚で面白い内容であっても(単位取得だけを目的とした学生にとっては難易度が高いという理由で)鬼評価になっていることが多い。
般教における講義は、本来学生本人の興味関心、あるいは今後学問を修得していくに当たって必要な知識・教養が身につくかどうかという観点に立って履修しなければならない。
鬼仏表を利用して履修科目を選ぶことは、必ずしも大学で自身が学ぶ上でプラスになるとは限らないことを、肝に銘じるべきである。
……もっとも、鬼仏表に頼らないとまずい人達も存在する。
表現
動く会が制作する鬼仏表では、「鬼」「並」「仏」のほか、「ど鬼」「やや仏」などより広い段階による表記がされている。
また、文章による補足も加えられており、モノによっては、「鬼だが内容が充実している」講義などを探すのに役に立つ場合もある、らしい。
鬼仏表の入手方法
このサイトには掲載しません。
本気で鬼仏表に頼らないとまずい人達以外は、シラバスで講義を選ぶことをオススメします。
関連項目
- 動く会
- ホーネッツ
- インターネット