文学部
文学部とは、人文学の研究・教育を行う学部のこと。
東北大の文学部生は全員「人文社会学科」という学科に所属する形になっているが、学科はこれ一つしか存在しない。文学部が「文学」を学ぶ場所と混同されやすいため、敢えて学科名で人文学や社会学を連想させているものと思われる。
なお大学院は文学研究科。
傾向と対策
- 男女比は男:女=6:4ぐらい
- 入試には数学が必要である[5]
- 2008年度までは入試に唯一AO・推薦が存在しなかった[6]
- 2年次に25の専修に分かれる
- 希望者が定員を超えた専修は一年次の成績によって割り当てられる。特に国文学、行動科学、社会学などの人気が高く、本気で志望する学生は一年次に優秀な成績を修めるよう努力した方が良い
- 一年次に数回オリエンテーションが開催されるので、じっくりと自分が学びたい学問について考える時間が持てる
- 第二外国語は4セメまで必修だが、どの程度やる気が出るかは専修によって異なる
- 卒論を書くに当たって海外の論文が必須になる専修も多い
- 国語、社会(地理歴史)、英語などの教員免許を取得する事が可能。ただし難易度は専修によって異なる。
- 例えば、地理歴史の免許取得には日本史・西洋史・東洋史・地理学などの科目履修が必要だが、各歴史学専修の学生は必須科目の中である程度それらを補完することができる
- やりくりによってはどのセメスターでも全休の曜日を作ることが可能
- 比較的余裕のあるイメージがあるが、行動科学など一部の専修は並の工学部以上に忙しい
- 大学院への進学率は3割ほどで、残りは公務員3割、民間就職3割、教員志望1割といったところ
- サスペンダーむかつくという話題で盛り上がる
とらないといけない単位
- 所属専修の概論・講読・各論・演習(ゼミ)
TBAと文学部
文学部生のいる学年の方が多い。経済学部より人数は少ないはずだが、TBA内では一応文系最大派閥である[7][8]。
専修
ここでは東北大学の組織図によって分類するが、文学部棟における研究室の配置は文学研究科の専攻系(文化科学・言語科学・歴史科学・人間科学)によって分かれている
日本文化学
- 国文学
- 日本思想史
- 国語学
- 日本語教育学
- 日本史
- 考古学
東洋文化学
- 中国文学
- 中国思想
- 東洋史
- インド学仏教史
西洋文化学
- 英文学
- 英語学
- ドイツ文学
- フランス文学
- ヨーロッパ史
人間文化学
- 哲学
- 倫理学
- 言語学
- 心理学
- 行動科学
社会文化学
- 社会学
- 文化人類学
- 宗教学
- 東洋・日本美術史
- 美学・西洋美術史