運命の(ラジオドラマ)
『運命の』(うんめい-)とは、平成24年度後期M会出展作品。総合3位。
後に『新約竹取物語』『ハッピーエンド』を生む24?陶○(脚本)・花○(演出)・長谷○(技術)トリオが初めて製作したラジオドラマである。
あらすじ
主人公の大学生啓太は、ふとしたことから出会った女の子、明日香に運命を感じる。親友の隼の協力を仰ぎ、様々な手を使って明日香にアピールしようとする啓太。同じ頃、明日香も友人の彩に恋愛相談をするが――。
――もしかして、コレって 運命かも……?――
M会当日
当日午後に連続して発表されたMBC制作『肌身離さずそばにいて』、KRB制作『K.V.D』と印象的な演出が致命的なまでに重複するというまさかの事態が発生した。この事について24?長谷○は「『肌身離さず〜』で絶望を覚え、『K.V.D』で諦めとともに天を仰いだ」と語った。
評価
軽快なテンポで進む会話と、間断なく差し込まれるコミカルなSEが聴衆の耳に残り、部内外を問わずそこそこの評価を得た。特に、これでもかと詰め込まれた数多くのSEが創りだす独特な雰囲気は、21小○をして「ドラマの空間・聞き手の空間の間に介在する第三の空間によって笑いを生みやすくなっている見事な構成」とまで言わしめた。なお制作陣にそのような意図は決して無く、ただ音を重ねれば面白いと思い込んでいただけであった。