ラジオドラマ
ラジオドラマとは、声によって演じられるドラマのことである。放送劇・オーディオドラマ・サウンドドラマ・声劇などの別称がある[5]。
TBAの主要な制作活動のひとつ。
(TBA制作のラジオドラマについては、TBA制作ラジオドラマの一覧を参照)
映像全盛の時代にあって、残念なことにラジオドラマに対する需要や注目度は、一般的には決して高くない。
概要
TBA内ではラジオ番組で放送することを前提としなくても、音のみで表現するドラマ作品を全てラジオドラマと呼んでいる。
TBAの前身として「オーディオドラマ研究会」という名前で活動してきた時期があり、TBAとラジオドラマの関係は非常に深い。
最近では、ポッドキャストでインターネット上に公開する試みも行われている。
主要放送局で聴くことができる主なラジオドラマ
2015年現在、全国で聞くことができる著名なラジオドラマとしては、NHK-FMの「青春アドベンチャー」と、TOKYO FM系列の「あ、安部礼司~beyond the average~」などが挙げられる。
その他は、いわゆるアニラジと呼ばれるジャンル(アニメ声優などが声を担当する)や、現代社会を舞台にしたショートドラマ(俳優が声を担当することが多い)が様々なラジオ番組で放送されている。前者はアニメやゲーム・ライトノベルなどの販促として、後者は企業広告などと結び付けられて制作されることが多い。
ラジオドラマの特徴
基本的にキャストの声、BGM、SE(効果音)のみで構成されるため、映像ドラマや演劇と比べると情報量は制限される[6]が、その分映像に頼らない自由な表現力を発揮することができる。と思う。
長所
- 映像作品・演劇等の表現媒体よりも制作コストが安い
- 視覚的効果を廃しているため、見えない事を利用しそれを逆手に取った演出・トリック・ギミックの仕込が可能[7][8]
- 情景や心象をリスナーに個々人に委ねられる
短所
ラジオドラマに関連するTBAの活動
- 在仙4大学放送部ラジオドラマ交流会
- 練習録音構成
- NHKコンテスト
- ラジオドラマフェスティバル(2003年)
- はばたけっ!いずたんでの放送
- その他自主制作、卒業制作
TBAの定例ラジオドラマ制作活動
という流れになる。
前期M会
6月に開催される在仙4大学放送部ラジオドラマ交流会に向けて、4月から制作が開始される。シナ検は4月中旬。録音・編集は5月に行われ、キャストは原則として新入部員が担当することになる。
演出の演技指導力が重要になると共に新入部員も演技への抵抗を取り払う必要があるため、難易度は高い。しかしそれによって演技力の向上とともに、番組制作上での無駄な恥ずかしさなどを取り払うこともできるようになり、以後の活動において重要な役割を果たしている。
練習録音構成
8月の夏合宿での発表に向けて、6月から制作が開始される。
シナ検は6月下旬。録音は7月で、編集は7月〜8月。入部一年目の部員がドラマ制作を学ぶための活動であり、脚本や演出・技術などの実制作は全て彼らが担当しキャストは全て上級学年が演じる。
後期M会
12月に開催される在仙4大学放送部ラジオドラマ交流会に向けて、10月から制作が開始される。
シナ検は10月下旬であり、東北大学祭の準備に追われる中行われるため注意が必要。録音と編集は学祭終了後の11月。
制作スタッフやキャストに関する制限はなく、シナ検では上級学年や練録で感覚を掴んだ一年生部員が火花を散らすことも多いため、もっとも熱のある時期である。
備考
関連項目
- TBA制作ラジオドラマの一覧
- TBA番組制作時の担当一覧
- 夏合宿
- ドラマカード
- 意図用紙
- SE
- ME
- モニター会
- 青春アドベンチャー
- あ、安部礼司~beyond the average~
- ツインビーPARADISE