オープンリール
オープンリールとは録音メディアの規格及び録音媒体、録音・再生用のデッキのことを指す。主に業務用途で使用される。
概要
接触型の磁気メディアである。業務用途では広く普及していた録音メディアの一つであるが、現在はDAWなどにほぼその役割を譲っている。一方、民生機は殆ど見られない。
他メディアとの比較
接触型の磁気メディアであるため、耐久性とランダムアクセス性に劣る。音質面ではアナログメディアであり単純な比較は難しいが業務用途での使用に耐えうる品質を誇る[2]。
TBAにおける使途
かつてドラマ収録・編集はオープンリールで行われていたが、13が練習録音構成で使用したのを最後に、その後使われていない。少なくとも1990年代後半からは徐々にDATメインの利用に移行していったようである。
その後のMD編集期を経て、2010年ころからはDAWを用いたパソコン上での収録・編集がほぼ常となった。現役の部員でオープンリールの存在や使用方法を知っているものは皆無である。
補足
オープンリールは機器のメンテナンスに経験と知識を必要とするため、TBAの活動では徐々に利用されなくなっていった。編集をテープの切り貼りという破壊編集で行うため、やり直しがきかないのも、敬遠される要因の一つと考えられる。