キャスト
キャストとは、ドラマの配役。物語に命を吹き込む人たちのこと。
TBAの部員である以上は、誰しも経験しているはずのもの。
概要
TBA制作のラジオドラマにおいて、脚本における特定の登場人物の声(演技)を担当するスタッフ[7]。ドラマを作る上で欠かせない役割であり、かつ人数も数人必要になるため、ラジオドラマに携わるスタッフの中では機会が多く、気軽に参加できる。
ラジオドラマにキャストとして参加するため、普段の活動に消極的な部員もシナ検には顔を出すなど、一部の部員に人気のある役割である。
キャスト選定
基本的に、PD(脚本執筆者)が過去のドラマやポケット、シナ検の演技、平素の人柄や態度などを参考にして、ミキサーや他のスタッフと相談しながら(あるいは、独断で)選定する[8]。
選定方法はPDによってまちまちで
- キャラクターのイメージに近い声質の部員に依頼するPD
- 声質より演技力を重視して依頼するPD
- 頼みやすい人に依頼するPD
- 特定の部員に決め打ちをしてから脚本を書くPD
- キャストをやりたがっている部員から積極的に依頼するPD
自作自演するPD
など、多岐に渡る。
キャストの引き受けから収録まで
キャストを依頼された部員は、日程の折り合いがつかないなど特別な事由がない限り、引き受けることになる。日程調整やキャス練を経て、収録に望む。
キャストとなった場合、収録前日に喉の荒れる行為(飲み会、カラオケ、徹夜、etc)は極力避けなければならない。体調管理は最低限度の責務である。
TBAにおけるキャストの活動時期
- 前期M会(新入生中心)
- 練習録音構成(二年生以上[9])
- 後期M会
- 卒業制作
- ラジオドラマ仕立てのFM番組[10]
- はばたけっ!いずたんの連続ラジオドラマコーナー(空の郵便屋さん、Lullaby、Lullaby Crescendo)
- ポケットのCMや学祭CM、各番組のジングル等
- その他、自主制作
なお、前期M会と後期M会については、参加者全員の投票で最優秀主演賞及び最優秀助演賞[11]が選出される。この賞を獲得することが、名キャストと呼ばれる一つの基準となる。詳しくは、M会の項を参照のこと。
演技について
演技のしかたは千差万別。ここで挙げる注意点は一例であり絶対的なものではない。
- まず、恥ずかしそうに演技をすることが一番恥ずかしいということに気づくべし。
- 台詞を「台本の文字」としてではなく、「一連の会話の一部」として読み取るべし。
- キャラクターの感情を理解すべし。
- 表現力を上達する方法は、上手な人に聞くべし。
- アクセントを意識するのは、感情が表現できるようになってから[12]。
- 音程を意識的に変えている場合は、忘れないようにしよう。
- 苦手な発音は誰にでもある。
ところで
自分の出てるドラマを聴くのは恥ずかしいよね。