ノイズゲート
ノイズゲートとは一定以下の入力をミュートするエフェクトである。
概要
ノイズゲートとは一定以下のレベルの信号の入力をミューとするエフェクトである。例えばスレッショルドレベル[2]を-50dbに設定すると、エフェクターに入力される信号が-50db以下の時、出力がミュートされる。
注意点
ノイズゲートは一定以下の信号を全てミュートする為、ノイズのみならず声の末尾等もミュートされてしまう。結果、声の切れ目が不自然になる事がある。その為ラジオドラマのBGMが重なっていないシーン等では使用が難しい。
TBAにおける使途
地味ではあるが、片平スタジオのミキサーに内蔵されたトークバック入力に適用されている。ブースの中のトークバックイヤホンを付け、注意深くブース外の様子を聞いてみると効果がわかるだろう。
また、環境音やSEなどを屋外で収録した際のノイズの除去にも活用可能である。Auditionのノイズリダクションの方が簡単で汎用性も高いが、不規則で小さな物音などを除去したい時にはこちらを試してみても良いかもしれない。