フェーダー
フェーダーとは音量調整用のつまみである。ミキサーの初級技術にして、最終技術である。
概要
アナログミキサーにおけるフェーダーは、可変抵抗により音量の調整を行う。メモリ-0dbにて入力される信号と出力される信号が同一になる。デジタルミキサーにおいてはデジタル処理により同様の処理を実現している。
基本テクニック
- フェードイン
フェーダーを最小レベルから徐々に指定のレベルまで上げる。勇者ライディーンとは関係ない。
- フェードアウト
フェーダーを指定のレベルから徐々に最小レベルまで下げる。出現率の低い部員がたまに使用する。
録音時のテクニック
ラジオドラマ収録編
マイクの接続されているフェーダーの横にドラフティングテープを張っておく。台本とドラフティングテープに細かく台詞毎のレベルを記入しておくと、比較的安定したレベルで録音が可能。この段階でほぼ音量を整える事がドラマの作成時間の短縮と品質向上に繋がる。
『DAWで編集するから適当で良いや』というミキサーも居るが、その場合は責任をもって編集ミキサーを兼ねる事。
ラジオドラマ編集編
エフェクター、SE、BGMや各テイクの音量の兼ね合いである程度の調整を行う。ただし、この段階での操作は最小限である事が望ましい。録音が適当だと編集に時間がかかる上、音質も下がり易い。
ポケット編
基本的に原稿がないポケットでは細かい音量調整は正直無理。DJのテンションとミキサーの野生の勘に全てはかかってる。突然マイクの近くでシャウトするDJは説教すべし。それさえ見切れればあなたも神ミキサーの仲間入り。
素直にコンプレッサーやリミッターを使った方が賢い上に品質も向上するのはここだけの秘密。