YAMAHA GF16/12
YAMAHA GF16/12はかつてTBAが使用していたアナログミキサーである。1999年生まれ。主に片平部室在住であった。
老朽化により、各チャンネルごとのゲインバランスの悪化、AUX端子の故障、フェーダー操作時のノイズ発生、など様々な症状が発生したことから、2010(平成22)年8月に現役を引退。MG206C-USBが後継ミキサーとなった。
概要
YAMAHAが1999年に販売したアナログミキサー。コンパクトな設計で小規模なスタジオ・PA環境の構築に使用される。
小規模ミキサーでは珍しくAUX SENDがつまみではなくフェーダーであり、エフェクターへの送り量を細かくいじれるため、TBAでの制作環境とは非常に相性が良い。
備考
- YAMAHA GF16/12はTBAの長年の使用によってフェーダーが接触不良を起こす場合がある。接点復活剤によって修理した事例もあるが、メーカー修理が受けられなくなる恐れもある。使用は自己責任で。
- YAMAHA GF16/12はフェーダーを完全に下げた状態でも、入力が完全にミュートされない。ドラマの編集時には気をつけよう。
- 説明書はYAMAHAのウェブサイトからダウンロードできる。モデル名から検索のテキストボックスに『GF16/12』と入力し、検索すれば出る。
機器仕様
入力
メイン入力(16ch)
- モノラルインプット(1ch12系統)、ステレオインプット(2ch2系統)
- マイク及びデッキ類からの信号を入力する。
補助入力(6ch)
- TAPE IN(2ch1系統)
- TBAでの使用例は皆無。
出力
メイン出力
- STEREO OUT(2ch1系統)
- DATデッキの入力に信号を送る。
- MONO OUT(1ch1系統)
- 録音デッキの入力に信号を送る。あまり使わない。
- REC OUT(2ch1系統)
- MDデッキの入力に信号を送る。