バンドパスフィルタ
概要
特定周波数帯(=バンド)を通過(=パス)させるエフェクトである。ノイズ源になりやすい低音域や高音域のカットに使われるのが一般的。
種類
概ね二種類に分かれる。ローパスフィルタとハイパスフィルタである。それぞれハイカットフィルタ、ローカットフィルタとも呼ぶ。正直紛らわしいが、初歩的な英語が理解できれば間違える事はない……筈。
- ローパスフィルタ=ハイカットフィルタ
低音域はそのまま通過させ、高音域を減衰させる。使途は高い周波数のノイズカットなど。
- ハイパスフィルタ=ローカットフィルタ
高音域はそのまま通過させて、低音域を減衰させる。使途は低い周波数のノイズカットなど。
また、スピーカーで再生されない低音域をカットすることで聴感上のボリュームを変えないまま、波形を変化させる。これにより、より音量を上昇させる事が可能。
TBAにおける使途
TBAの所有するミキサーにはハイパスフィルターが各チャネル毎に設けられている。マイクを接続しているチャネルではハイパスフィルターを有効にし、低音ノイズの削減や何やかやに一役買っている。
が、それを認識している部員はほぼ皆無だろう。
説明書より抜粋
80Hz以下の周波数を12dB/octのスロープでカットするハイパスフィルターのオン/オフを切り替えます。 スイッチを押し込んだときにハイパスフィルターがオンになります。